味噌汁は、忙しいママの救世主！「YGM(夕食はご飯と味噌汁)宣言」プロジェクト
このたび1,000人を対象に「家庭内における夕食調理の意識」をテーマにしたインターネット調査を実施。
その結果、7割以上が家族のために「夕食は手を抜きたくない」と回答したものの、実のところ、その半数近くが理想とする食事が出せずに悩み、ストレスを感じていることが浮き彫りとなりました。
●日々の忙しさについて
ワーママたちの忙しさの割合は「子どもの世話」に次いで、「夕食の用意や調理が忙しい」が90.4％に上り、自身の仕事や子どもとのコミュニケーション、家事よりも、夕食作りに全力を注いでいる実態が明らかになりました。
●食事作りで重要なのは？
多くのワーママが献立作りで重要と答えたのは、「子どもが喜ぶ／受け入れられる料理を作ること」でした。
好き嫌いも多くなりがちな子どもに、栄養のあるものを上手く食べさせようと苦労している様子が明らかになりました。
さらに「短い時間で作ること」も84.7%と多くの方が回答。
●家族のために、夕食は絶対に手を抜きたくない！
72.4%が「自分や家族にとって大事な夕食には手を抜きたくない」、さらに、74.9％が「家族の健康を考えてベストを尽くしたい」と考えていました。
「手を抜きたくない」と考える理由も、「家族のことを考えて」が上位に。
●ストレスを抱えるママたち
半数近く（43.8%）は、理想とする夕食を作ることができていないと感じていました。理由としては「料理の腕がない」のほか「時間に余裕がない」という忙しいママならではの悩みが浮き彫りに。そして、そのことで、家族に申し訳なさを感じたり、ストレスを抱えていました。
以上の結果から見てわかる通り、全国のワーママたちは、育児に家事に仕事に、365日24時間奮闘しながらも、家族のために夕食作りに励んでいます。
そんながんばるワーママたちに、味噌汁の力を知って、もっと活用してもらいたい…。
そんな願いを込めて「YGM（夕食はご飯と味噌汁）宣言」プロジェクトを始動しました。
私自身、味噌をとり入れた食生活で体質が改善した実体験から、味噌汁は調理の負担も少ないうえ、栄養価の高い食事を提供できる、最適なメニューだと確信しています。
夕飯に味噌汁だけ！？なんて声も聞こえてきそうですが、YGMを実践すれば、味噌汁の価値観が一気に変わるはず。
味噌汁は最高のおかず、いえ、ごちそうです！ ご飯と味噌汁はお互いにないアミノ酸を補う、言わずと知れた名コンビです。
YGMを実践することで、味噌や食材にこだわったり、丁寧に作ったりすることもでき、新しい世界を開くきっかけになるかもしれません。
何より、YGM生活で、一椀に愛を込めて。そして、子どもや家族と過ごす時間を大切に。
これが、私の伝えたいメッセージです。
家族の健康を維持し、調理の負担も軽減する「YGM宣言」、ご一緒にいかがでしょうか？
今プロジェクトでは、人気料理研究家のワタナベマキさんに、10分程度でできる「YGMレシピ」を考案いただきました。
2品紹介しますので、ぜひ、ご活用ください。
●高ビジュアルなのに高栄養価！「ビーツのミソスープ」
飲む血液といわれ、栄養価の高いビーツに玉ねぎ、セロリを組み合わせた赤味噌ベースの味噌汁です。
【材料】（2人分）
ビーツ200g、玉ねぎ1/3個、じゃがいも（中）2個、水400ml、和風だしの素2g、味噌大さじ2、固ゆで卵2個、太白ごま油（サラダ油でも可）少々
【作り方】
①ビーツは皮をむき、1cm角に切る。玉ねぎ、じゃがいもは1cm角に切り、じゃがいもは水にさっとさらす。
②鍋を中火で熱し、ごま油を入れ①を入れて全体が透き通るまで焦がさないように炒める。
③水と和風だしの素を加えてひと煮立ちさせて、アクをとり、弱火にした状態でフタをして約6分煮る。
④味噌を溶き、煮立つ直前で火を止める。ゆで卵を白身と黄身を分けて裏ごしして、盛りつけた汁にのせる。
●ありそうでなかった韓国風「スンドゥブ味噌汁」
【材料】（2人分）
ちくわ3本、長ねぎ1/4本、水400ml、和風だしの素2g、しょうが千切り1かけ、あさり（砂抜きしたもの）200g、コチュジャン小さじ2/3、味噌大さじ1と1/2、豆苗1/4袋、卵2個、白いりごま小さじ2、焼き海苔1/2枚
【作り方】
①ちくわは斜めに1.5cm幅に切る。長ねぎは斜め薄切りにする。
②鍋に水、和風だしの素、しょうが、長ねぎを入れて中火にかける。煮立ったら、ちくわ、あさりを加えひと煮立ちさせアクをとり、あさりの口が開くまでフタをして約2分煮る。
③コチュジャン、味噌を加えて溶かし、弱火にし、根を切り落とした豆苗、卵を落とし入れて半熟になるまで約1分半煮る。白いりごまをふり、4等分した焼き海苔を添える。
