満月の夜はみそ汁デトックス

秋は、月が最も美しく見える季節。実は、月と女性には深い関係があり、月の満ち欠けは、女性の月経周期や出産にも関係しているそうです。

満月や新月に出産が増えるのは引力の関係ともいわれ、数多くのデータが示されています。生物学者であり、人類学者でもあるライアル・ワトソンは、「月は偉大な助産婦」と記述し、アメリカのA.L.リーバー博士の世界的なベストセラー『月の魔力』にも、満月や新月の時期には出産数が増加する、と記されています。
月のエネルギーを感じながらお産ができたら素敵ですね。

昔は「月待ち」といって、ある特定の形(月齢)の月が昇るのを待って人々が集まり、供え物をしたり、拝んだりする行事があったそうです。
中でも、23日の二十三夜講、26日の二十六夜講は、主に女性たちが集まって、深夜に月を待ちながら、出産や子育ての経験を伝えたり、話したりしたそうです。

普段は忙しい人も、満月の日くらいはのんびりと夜空を眺めてみてはいかがでしょう。友人とホームパーティーを開くのもいいですね。心地よい自然のリズムを感じながらリフレッシュできるはずです。

また、満月の日は、栄養を吸収しやすくなるので、甘いものや食べ過ぎを控えるのが無難といわれています。それならいっそのこと、必要な栄養素をサプリメントや少量の野菜、果物などで補い、忙しく働いている内臓機能を休ませる「ファスティング」はいかがでしょう?
「ファスティング」は、ダイエットやデトックス効果がバツグンと最近注目されていますね。

とはいえ、一日中、サプリメントやドリンクなどで済ませるのは、なかなか辛いもの。大事な会議のときに、クラクラしてしまっては大変です。
そこでおすすめなのが、朝&昼は普通に食べて、夜はみそ汁だけにする「プチみそ汁ファスティング」。
みそは、さまざまな栄養素がバランスよく含まれ、ホッと心を落ち着かせてくれるので、ダイエットにも最適です。野菜や海藻などをたっぷり入れれば、満腹感も得られます。

何も食べないような断食を自己流でやるのは危険で、精神的に辛いだけでなく、リバウンドの原因にもなりかねません。私も過去には、「食べないダイエット」や「単品ダイエット」に、幾度となく挑戦しましたが、一時的には痩せても、すぐに暴飲暴食に走ってしまうばかりか、体調も悪くなりました。

「みそ汁プチファスティング」は、6年間取り入れていますが、まったくストレスもなく、今のところ20代の頃の体形をキープしています(笑)。さらに、体調はどんどんよくなっています。

みそ汁を作るのが面倒という方には、「みそまる」(即席みそ汁)が役立ちます。
満月の日は、みそまるを作る日にしてもいいですね。みそ1パック(500g)で約30個(1か月分)のみそまるが作れます。月のエネルギーで、みそがさらにパワーアップするかも!? 

月もみそも、遥か昔から人々をずっと見守ってきてくれたものです。みそと月のリズムをライフスタイルに取り入れ、改めて、自分の体と向き合ってみてはいかがでしょう。