飲み会シーズン到来!そんなときこそ、みそです。
あっという間に2017年が幕を閉じようとしています。皆さま、素敵な一年を過ごせましたか。さて、忘年会、クリスマス、お正月、新年会…と続くこの時期、気づいたら一回り大きくなって、体も重い…なんてことにならないようにしたいものですね。食べすぎ、飲みすぎは、体に大きな負担がかかります。
そんなときこそ、みそがおすすめです!
まず、みそ汁は二日酔い対策にも一役。みそに含まれる物質のひとつに、「コリン」があります。この「コリン」は、肝臓に入ったアルコールが脂肪となって蓄積するのを防ぐ働きがあるため、飲んだあとや翌朝にみそ汁を飲むとアルコールが早く体外に排出され、二日酔いが軽減するとされています。気分が悪いと、固形物はなかなか受けつけない場合もありますが、みそ汁なら消化吸収もよく、すっと体に入ります。
「みそ汁は朝の毒消し」ともいわれていますが、みその中に含まれているサポニンやレシチンが、体内の余分な脂肪を溶かし、また大豆に多く含まれている食物繊維が腸の掃除をしてくれます。
二日酔い対策の代表格といえば、「しじみ」ですよね。
しかし、いつもしじみを常備しているご家庭は少ないと思いますので、しじみがなければ、いつものみそ汁で十分です。低カロリーで、栄養価が高いみそ汁、活用しない手はありません。
また、「みそで飲む一杯、酒に毒はなし」ということわざがありますが、鹿児島県出水市には、なめみそを焼酎のアテにと詠う開墾碑があります。原文は石川理紀之助(秋田県出身)が詠んだ「味噌なめて晩飲む酒に毒はなし煤(すす)け嬶(かかあ)に酌をさせつつ」ですが、鹿児島では「日本酒」を飲まないことから「焼酎」に替えたとか。
少し炙ったなめみそ(おかずみそ)をちびちびと舐めながらいただくお酒も最高ですよ。
おっと、これは、余計に飲みすぎてしまうかもしれませんので、要注意!
みそカクテルを飲むミソガール。これなら、みそ汁を飲まなくても、二日酔い撃退効果もあり?(笑)
この前、「芋焼酎のお湯&みそ割り」もおすすめされて飲んでみたら、意外といけました。ウォッカベースのカクテル「ソルティ・ドッグ」は、柑橘系の爽やかさと塩分との相性が絶妙ですよね。
そう考えたら、みそ風味がおいしいのも納得。みそファンの皆さまは、ぜひ、お試しを!
参考:「みそ知り博士のQ&A50」みそ健康づくり委員会